せっかくのブログなので、ここ数年創作意欲を高めるのに使っている曲についてここで語っておこうと思うわけです。
感想もまとまってどこで語ればいいのかわからなかったので。


と、いうわけでSound Horizonです。主宰はたった一人の正式メンバーRevoです。
昨年進撃の巨人の主題歌「紅蓮の弓矢」で紅白出場を果たしたLinked Horizonの主宰と同一でございます。
さて、Sound Horizonは各ストーリーアルバムを「第○の地平線」と表しています。その地平線ごとに別々の主題が各曲、もしくはアルバムを通して一つのストーリーになっているのです。
そのストーリーも惹きつけられるものがありますが、CDのパッケージや歌詞カードも主題に沿って作りこんでくるのです。
例えば、メジャーデビューして３番目に出したアルバム「Roman」（地平線としては５番目）は歌詞カのところどころ、特定の文字が４桁の数字に置き換えられており、CDケースの方を分解すると文字と数字の相対表が出てくる仕掛けがあります。
発売当時はこれを使って二種類の暗号（伝言）を解き、特設サイトで答えを入力することでボーナストラックをDLすることが出来ました。


また、最新のシングル「ハロウィンと夜の物語」においては初回限定盤のパッケージにはチェンジングカードで三種類の状況が現れます。子どもたちが一直線に右へ向かう行列。昼と夜とそして……。
歌詞カードにも仕掛けがある。「星の綺麗な夜」「朝までハロウィン」の二曲は夜空を思わせる背景に歌詞が書かれているが、日に当てた後電気を消すと歌詞も、隠された言葉もぼんやり浮かび上がるのです。
そんな仕掛けがあるものだから、つい保存用にもう一枚買ってしまいます。

私が好きなのはそんな素敵なコンテンツのある音楽です。